水筒
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水筒(すいとう、すいづつ)は、飲料を持ち歩く際に用いられる容器。
概要[編集]
日常生活の様々な場面で利用される。蓋を取り、水筒本体を傾けることで中に入っている飲料を出す。近年では、使い捨てのペットボトルより、水洗いすることで何回も利用できる分、エコな点が注目されている。しかし、依然として「重い」や「水洗いが面倒」などといった事を理由に嫌う人は少なくない。
歴史[編集]
紀元前3000年ごろ前から存在した、中国やヨーロッパでは動物の皮革を[1]、東アジアでは竹やひょうたんを利用した容器が水筒の原型になったとされている。1890年代には、日本においてもアルミ製の水筒などが登場し始めた。戦後には、アルミ製の他にもステンレス製やプラスチック製の水筒も登場し、これまで以上に耐久性などが求められるようになった。
軍用の金属製水筒に布製のカバーがついているのはベルトにつけるため以外に、寒いときに湯湯婆(ゆたんぽ)とするためである。戦地は水が悪いことが多いため、夏でも沸かして飲むためコーヒーや紅茶は必需品である。
関連項目[編集]
- ↑ 現在でもバスク地方では「サハコ(サンゴーとも)」というワイン入れがあり、登山用品店などで売られていることもある。「新しい酒は新しい革袋へ」の革袋はこれである。