水上機
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水上機(すいじょうき、英:Seaplane)とは、海面や湖面などの水上にて離着水可能な飛行機である。
概要[編集]
水上機には二種類あり、機体にフロートを取り付けた狭義の水上機と、胴体を船のようにして浮力を得る飛行艇がある。前者はさらに、主フロート一機を胴体下中央部に設置し、翼端に補助フロートを設置したもの、もう一つはフロート二機を胴体下に設置したものがある。
艦載機と呼ばれ、艦艇に搭載して運用可能なのは小型機にフロートを付けたタイプで、飛行艇が艦載機と呼ばれる事はまず無い[1]。
長所[編集]
滑走路が不要で穏やかな水面があればどこでも運用できることである。また、降着装置である車輪が未発達だったときは、構造が簡単なフロートは有利であった。
短所[編集]
フロートが空気抵抗になり、速度が低下する。水面が荒れているとき使用できないことがある。
代表的な水上機[編集]
代表的な飛行艇[編集]
脚注[編集]
- ↑ 二式大型飛行艇はjawp:秋津洲 (水上機母艦)に艦載可能
関連項目[編集]
参考文献[編集]
- 大日本帝国海軍省『青年學校海軍智識』軍人會館出版課昭和15年5月20日改訂増補発行。