比喩としてのサグラダファミリア

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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世界には、いつ完成するのかわからない物事が存在し、人々はしばしばそれらを永遠の未完成と形容される建築「サグラダファミリア」に喩えて表現してきた。本稿では、そのような譬喩を大小問わず一覧にしていきたい。

一覧[編集]

大半はネガティブな文脈だが、まれに「成長を続ける」というポジティブな意味で使われていることもある。

横浜駅[編集]

「日本のサグラダファミリア」と検索したら大体この横浜駅が出てくる。「比喩としてのサグラダファミリア」の代名詞的存在である。

いつ行ってもどこかで工事をしており、常に変わり続ける巨大駅である[1]

ちなみに、サグラダファミリアは1882年着工、横浜駅は1872年着工であり、実は横浜駅のほうが着工が数年古い。そのため、サグラダファミリアこそ「スペインの横浜駅」と呼ばれるべきであるという過激派もいる。

新宿駅[編集]

横浜駅と並んで、新宿駅もサグラダファミリアと比喩されることがある[2]

六ヶ所再処理工場[編集]

青森県六ケ所村にある原発燃料の再処理施設。

完成の延期が続いており、「青森のサグラダファミリア」と揶揄されることがある。

原発に反対する立場からの言論での用例が多め。

終わらない工事全般[編集]

特定の工事だけではなく、終わらない土木工事全般を「サグラダファミリア」と呼ぶことがある。

終わらない理由は特に比喩の用法とは関係ないので、途中で想定していなかったハプニングが起きた場合や、そもそも最初の想定が甘すぎた場合など、原因はケースによって様々である。

終わらないプロジェクト全般[編集]

土木工事という枠さえ破る用例もみられる。

みずほ銀行のシステム[編集]

「IT業界のサグラダファミリア」と揶揄されることがあった[3]

現在は一応完成しているが、その開発期間は驚異の19年である。

エンペディアの「Enpedia:チェックユーザーの方針[編集]

永遠に発効する気配のないこの方針は、一部のエンペディアンらによってまことしやかに「エンペディアのサグラダファミリア」と囁かれているらしい。

現エンペディアは2013年1月1日にオープンし、2015年8月6日に最初の草案がスタッフのrxy氏によって執筆されたが、2024年1月10日現在、未だ方針が完成する気配はない。「Enpedia:プライバシー・ポリシー」にて、初版(2012年5月19日の版)からリンクがあるにも関わらず、10年以上経過しても未だリンクが青くなる予定がまったくないというのは、最高にロックであり、エンペディアらしいと評価する者もいる[要出典]

脚注[編集]

関連項目[編集]