赤リンク

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
赤リンクだらけだとこうなる

赤リンク(あかリンク)とは、MediaWikiなどを使ったウェブサイト上で、存在しないページに対するリンクを指す言葉。由来はこの例のように、リンク文字が赤色で表示されることから。存在しないページにも関わらずリンクが貼られているため、記事の作成が望まれている事を示す。なお、普通のウェブサイトであれば、リンク先の有り無しに関わらず通常のリンクとして表示されるため、リンクをクリックする前にページの有無を判断できるこの機能はけっこう便利。MediaWikiを使っているウェブサイトでは、「存在しないページへのリンク(WantedPages)」という特別ページに、「記事が無いのにリンクだけたくさん貼られているページ集」が存在する。エンペディアでは「特別:存在しないページへのリンク」がそれ。

用例[編集]

  • あの人は、赤リンクの解消が趣味だ。(あの人は、存在しないリンク先の記事を作り、赤リンクとなっているリンクを青色に変えることが趣味だ。)
  • 現時点のエンペディアでは、リンクの冒険が赤リンクだ。(現時点のエンペディアでは、リンクの冒険という記事が存在しない。)
  • 重要な項目がまだ赤リンクだ。

歴史[編集]

Wikipedia-logo.pngウィキペディアの生真面目ユーザーたちがリンク色の項目をおカタく解説しています。

元々はインターネット上でブラウザで見た外部リンクのデフォルト配色で一度訪れたリンクが青色から赤(赤褐色)に変わったことに由来する用語[1]で、1990年代前半から存在するインターネット用語のため2001年開始のMediaWikiより10年近く古く、また当時の意味合いでは「デッドリンク」の意味合いはない。

MediaWiki専門用語と認識されるに至ったのは2010年代以降、世界最大企業Googleがウィキペディアに出資を開始したことでGoogle検索最上位にウィキペディアが表示されるようになり、ウィキペディアの知名度が爆発的に増大したことに由来されると考えられる。

また、相対的に旧来のWEBページ上の赤リンクの呼び方が廃れた、インターネット利用者の世代交代が発生し当時の20代、30代が40代、50代となり用法そのものが死語化した、なども。

脚注[編集]

  1. MediaWikiサイトでの存在感のせいか、最近では[要出典]紫系の色に変化することの方が多い。

関連項目[編集]

Uncyclopedia.pngアンサイクロペディアのゆかいな仲間たちが赤リンクの項目を面白おかしく執筆しています。