武道

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

武道(ぶどう)とは、日本の精神文化の一つである。

概要[編集]

武術は、要するに「人殺しの技術」である。いわゆる幕藩制度においては、戦がなければ出番がないため、武芸を磨くしかないわけだが、やっているうちに「何のためにこんなことをやっているんだろう?」という気分にはなってくる。そのため、修行そのものに意味を見出すという「武道」が生まれた。
ただし近年では誤解が多い。「明治維新以前に成立した古武道を基に、近代的に再編して成立したもの」「技の稽古を通じて心身を鍛錬し、同時に人間形成を目指す「」の理念が加わっている」「子供の人格形成に良い」といった迷信があり、中学校では2012年度より体育の授業で武道が必修化されている。部活動習い事としても広く普及している他、趣味や実益を兼ねて武道を嗜む大人も多い。
多くの武道種目で技術の到達度を認定する段級位認定制度が存在するが、ほぼ意味はない。合気道鹽田剛三は、植芝盛平に「おれを十段として …… 九段?」とかいった大雑把な判断であったそうな。なお、極真会館蘆原英幸は「喧嘩十段」として知られている。