正光寺(しょうこうじ)とは、福岡県築上郡築上町伝法寺760に存在する曹洞宗の寺院である。山号は不老山。
同町の天徳寺の末寺で、本尊は鎌倉時代初期に宇都宮氏初代の宇都宮信房が下野国から移安したものといわれる文殊菩薩像で、これは行基の作品といわれている。知恵文殊の名で知られており、毎年、梅花香る早春の2月25日に開帳することになる。
なお、境内には黒田孝高・黒田長政に仕えたことで有名な勇将・後藤又兵衛が作ったと言われる石の手洗鉢が存在する。