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構内踏切
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構内踏切(こうないふみきり)は、停車場構内にある踏切である。
概要[編集]
狭義には旅客が使用する鉄道駅のプラットホーム間もしくはホームと駅本屋の間に踏切を通して人の通行を容易にする施設をいう。
かつて、相対式ホームのホーム間や1面だけの島式ホームでよく見られ、特に近畿日本鉄道では設備投資が追いつかず、未だに大量の構内踏切が残っている。(近鉄蟹江駅は2面4線の急行停車駅であるにも関わらず構内踏切がある)
上記の他、乗務員や駅務員のみ通行可能にしている構内踏切がある。
歴史[編集]
当初、ホーム同士を渡る際もしくはホームと反対側の土地や駅舎に出る時は、線路を渡って目的地まで歩く方法が取られていた[注 1]が、これでは危険が生じるため標識、警報機、遮断器が設けられたことが構内踏切の始まりである。
しかし、踏切と同様に事故が多いため、跨線橋や地下通路に取って代わられ減少が進んでいる。一方で、階段昇降が億劫な高齢者の中には構内踏切廃止を歓迎せず、運賃支弁ができる時は並行バスに乗客が流れることもある。
注[編集]
- ↑ 北海道の仮乗降場由来の駅では、最近までふつうに見られた。