東方Project

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東方Project(とうほうプロジェクト)とは、原作者ZUN氏の作品群である。

概要[編集]

2D縦スクロールシューティングゲームで有名である。

当初、ZUN氏はゲームミュージックを作るための手っ取り早い手段としてゲーム制作を始めていた[1]。そのためか、当初の靈異伝はブロック崩しゲームであった。その後、下記のように2D縦スクロールシューティングゲームへと変化していくこととなった。

以上のような歴史があるためか、二次創作の主要なものの一つとして楽曲のアレンジ (ボーカル・インストゥルメンタル問わず)が挙げられる。その他の二次創作にも寛容で[1]ゆっくり動画MMD、イラストの創作などが常に盛んである。このため、原作を持っていない/原作を知らないといった人も一定数存在する (#二次創作)。

余談ではあるが、現在、PC-98版のいわゆる「旧作」は、現在では希少価値が非常に高く、入手手段もかなり限られるため、所持している人はごく少数。

作品一覧[編集]

ゲーム[編集]

PC-98
Windows
黄昏フロンティアとの共同制作

CD[編集]

キャラクター[編集]

東方Projectに登場するキャラクターの特徴的な点としてキャラ固有の能力が挙げられる。現時点で同一の能力を持つキャラクターは存在せず、能力の内容が大差なくとも、名称で差別化されている。また、名称の範囲を超えた能力を取り扱える場合もある。これらの能力が各キャラクターの個性となっている場合も多く、ファンを惹きつける一つの要因であるだろう。

代表的なキャラクター[編集]

詳細は「東方Projectのキャラクター一覧」を参照

二次創作[編集]

主要な二次創作のパターンとして、

  • キャラクターのビジュアル (見た目のかわいさ・かっこよさ・etc…) を重視したもの
  • 原作設定を基に「もし幻想少女たちがこんなことをしたら…」「もしこんなことになったら…」などを創作したもの
  • 原作のストーリーを創作者なりに再描画したもの・そのストーリー前後を描画したもの
  • 独自の設定を付け加えてオリジナルのストーリーにしたもの

などが挙げられる。音楽の創作の場合、原曲をアレンジし、ボーカルの場合はキャラクターの設定や曲調を意識して創作される場合が多い。稀な例として、上記キャラクター設定や作品設定のみを重視し、原曲が薄れたもの・オリジナルとするボーカルアレンジも存在する。

設定が少ないわけではなく、かといって細かすぎないといった点がこのような創作の幅を生み出しているのではないだろうか。先述のように、この創作の幅によって原作を知らない・持っていない人が存在すると思われる。ごく稀に二次創作を原作として捉えてしまい、揉め事へと発展する事例も存在する[2]

代表的な二次創作サークル[編集]

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BGMのアレンジが多い。ボーカルが付与されるのも多い。

東方ボーカル
COOL&CREATE幽閉サテライト死際サテライトC-CLAYSSOUND HOLICなど。
東方インスト
Demetori激戦アレンジなど多数。

MMD[編集]

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東方キャラのMMDモデルは比較的充実している[3]。キャラクター毎にさまざまなスタイルのモデルが存在しており、創作の幅が広がっている。ゲーム実況中の立ち絵として用いられる場合、オリジナルストーリーの挿絵として用いられる場合 (MMD紙芝居など)、モーションと組み合わせてPVとする場合など様々な形で用いられている。

脚注[編集]

  1. a b 東方ProjectのZUN氏がNHKのテレビ番組に出演! 「2次創作は自由」の理由 (Wayback Machine)”. くまニュース. 2023年10月3日確認。
  2. たくっちが一例 (pixiv百科事典記事の冒頭部注意書き参照)。
  3. モデルデータ/東方Project関連”. VPVP wiki. 2019年5月4日確認。

関連項目[編集]

関連リンク[編集]