ZUN絵

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

ZUN絵とは、東方Projectの原作者・ZUNが描く、独特のキャラクターイラストのことである。

漫画家の竹本泉氏に倣ったものであり、Pixivでは「ZUN絵風」が書かれるなどそれなりの人気がある。

文脈によって、

  1. 作画の上手さ・下手さの問題
  2. 色の塗り方など、絵のタッチ(画風)の問題
  3. 特徴的なキャラクターデザイン(装身具など)の問題

のどれを指すか変わってくる。

1について[編集]

ZUN氏のイラストはいわゆる「ヘタウマ」である。下手なのだが味わいがあり、見ようによっては上手くも感じられてくる。

ここから転じて、東方二次創作のつたないイラストを遠回しにディスるときに「ZUN絵」ということもある。

2について[編集]

東方Projectは20年以上の歴史があり、年を経るごとに画風も変わっている。そのため、一口に「ZUN絵」といっても初期作と最新作ではかなり異なる。(ファンによっては、絵柄を見るだけでどの作品か分かってしまう。)

近年の作品(目安として2011年の『東方神霊廟』以降)の特徴として、キャラクターの肌の色を単調な一色で塗りつぶすことで、お人形のような平板な見た目になっていることが挙げられる。こうした特徴を指して「ZUN絵」と呼ぶことが多い。

3について[編集]

ZUN氏が創案するキャラクターは、どれもこれも特徴的な見た目をしている。具体的には、丸顔、クセ毛、奇妙なデザインをした被り物(通称「ZUN帽」)など。

ただ、これらの特徴はZUN氏以外が描く二次創作にも受け継がれるものであり、ZUN氏のイラストにのみ存在するものではない。そのため、「キャラクターデザインの特異性」を指してわざわざ「ZUN絵」という表現が使われることはそう多くない。

外部リンク[編集]