ZUN絵
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ZUN絵とは、東方Projectの原作者・ZUNが描く、独特のキャラクターイラストのことである。
漫画家の竹本泉氏に倣ったものであり、Pixivでは「ZUN絵風」が書かれるなどそれなりの人気がある。
文脈によって、
- 作画の上手さ・下手さの問題
- 色の塗り方など、絵のタッチ(画風)の問題
- 特徴的なキャラクターデザイン(装身具など)の問題
のどれを指すか変わってくる。
1について[編集]
ZUN氏のイラストはいわゆる「ヘタウマ」である。下手なのだが味わいがあり、見ようによっては上手くも感じられてくる。
ここから転じて、東方二次創作のつたないイラストを遠回しにディスるときに「ZUN絵」ということもある。
2について[編集]
東方Projectは20年以上の歴史があり、年を経るごとに画風も変わっている。そのため、一口に「ZUN絵」といっても初期作と最新作ではかなり異なる。(ファンによっては、絵柄を見るだけでどの作品か分かってしまう。)
近年の作品(目安として2011年の『東方神霊廟』以降)の特徴として、キャラクターの肌の色を単調な一色で塗りつぶすことで、お人形のような平板な見た目になっていることが挙げられる。こうした特徴を指して「ZUN絵」と呼ぶことが多い。
3について[編集]
ZUN氏が創案するキャラクターは、どれもこれも特徴的な見た目をしている。具体的には、丸顔、クセ毛、奇妙なデザインをした被り物(通称「ZUN帽」)など。
ただ、これらの特徴はZUN氏以外が描く二次創作にも受け継がれるものであり、ZUN氏のイラストにのみ存在するものではない。そのため、「キャラクターデザインの特異性」を指してわざわざ「ZUN絵」という表現が使われることはそう多くない。