朝鮮民主主義人民共和国鉄道省
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朝鮮民主主義人民共和国鉄道省とは北朝鮮の鉄道を管理する政府機関・鉄道事業である。日本でいう日本国有鉄道(現JRグループ)に相当する。
概要[編集]
北朝鮮建国の同年に設立され、以後北朝鮮の鉄道管理を行っている。北朝鮮の鉄道品質は世界最悪クラスと言われ、自動信号の設置率は1%もないとかなんとか。(JR線での設置率は100%)
主要路線[編集]
- 咸北線:清津青年駅 - 羅津駅, 331.1 km, 1435 mm (洪儀駅 - 羅津駅は、1435 mmと1520 mm の四線軌条)
- 豆満江線:ムルゴル駅(咸北線) - 豆満江駅(→ ハサン駅, ロシア), 9.4 km, 1435 mmと1520 mm の四線軌条
- 江原線:高原駅 - 平康駅, 145.8 km, 1435 mm
- 金剛山青年線:安辺駅(江原線) - 金剛山(→ 猪津駅, 韓国), 101.0 km, 1435 mm
- 満浦線:順川駅 - 満浦青年駅, 299.9 km, 1435 mm
- 白頭山青年線:吉州青年駅 - 恵山青年駅, 141.7 km, 1435 mm
- 平釜線:平壌駅 - 開城駅(→ 都羅山駅, 韓国), 187.3 km, 1435 mm
- 平徳線:平壌駅 - 球場青年駅, 192.3 km, 1435 mm
- 平南線:平壌駅 - 平南温泉駅, 89.3 km, 1435 mm
- 平羅線: 平壌駅 - 羅津駅, 819.0 km, 1435 mm
- 平義線:平壌駅 - 新義州青年駅(→ 丹東駅, 中国), 225.1 km, 1435 mm
問題点[編集]
日本では博物館に展示されていてもおかしくないような骨董品級の鉄道車両が今も使われていて安全性が疑問視されている。また定時性も最悪クラスでいつ列車がくるかがわからないという日本とは真逆の状況である。
これが原因なのか基本的に外国人観光客は中国・ロシア間の国際列車以外は利用できないことになっている。