最強の頭脳 日本一決定戦! 頭脳王

『最強の頭脳 日本一決定戦！ 頭脳王』は、日本テレビのクイズ番組。過去5回放送されている。

概要

高学歴で、まぁまぁルックスもよい天才たちを選りすぐり、えげつない問題を答えさせて視聴者を驚かせる、お化け屋敷のような番組。一昔前の高校生クイズを、大学生・社会人でやっているバージョン。

一般的なクイズの他に、閃きを要する問題、計算問題、記憶力を試す問題、漢文・ヒエログリフを読む問題などの変わった問題が出題される。大概が超難問であり視聴者に答えさせる気がないので、長ったらしい条件つきの計算問題をほんの一瞬だけ画面に表示してすぐに消すなどの編集を行う。ただし、超難問のなかにまぎれて「難問に見せかけているだけのハッタリ問題」が含まれている。一部の視聴者（競技クイズプレイヤーなど）はそのハッタリを見抜くことに、いわばプロレス鑑賞と同じ楽しみを感じている。

出場する8名にはM-1グランプリよろしくキャッチフレーズが付けられている。最初は「語学の超人」や「数学オリンピック金」などバラエティ豊かだったが、回を経るにつれ「東大医学部の異端児」「東大の知識モンスター」「京大理学部の首席」「京大経済学部の首席」とマンネリ化していくのがまた一興である。

番組予告の時点で「東大 vs 京大」を高らかに謳っているので、他の大学在学者・出身者が決勝まで勝ち進まないことが見え見えである。事実、最後は「東大 vs 京大」の構図になり、京大がかませ犬になって終わる。伝統芸能である。・・・・であったが、2016年12月放送の第5回で、ついに京都大学しかも余りイケメンじゃない方が優勝した。

ネット上では、もれなく出場者のプロフィールが洗いざらい調べられ、まとめられ、多くの人に閲覧され、謎のにわかファンが付いている。特にルックスがいい人はやられている。あくまで出場者たちは一般人である。ほどほどにしましょう。