クイズ番組

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クイズ番組とは、出演者が出題されたクイズを答える番組である。

概要[編集]

70,80年代ごろは、一般人参加型のものが多かったが、近年は芸能人を中心とした番組が多くなっている。

また、クイズ番組自体の人気も下火になっており、視聴率をとるのが難しくなっている。

クイズ番組の例[編集]

クイズ番組の溜め[編集]

日本のクイズ番組では、回答者が回答した直後に正誤を発表せず、数秒の間を開けてから正誤を発表する、所謂「溜め」と呼ばれる演出がある。「溜め」をすることで知られる司会者がみのもんたである。「溜め」は回答者にプレッシャーを与えると同時に番組がクライマックスに入ったことを強調する手法として今日では多くの番組で多用されている。

しかし、「溜め」に対する評価は賛否両論であり、支持派からは「溜め」がクイズ番組の醍醐味であるとして評価されているが、否定派からは「じれったい」「早くしてほしい」「何のための間なのか」といった具合に批評されている。著名人にも否定派がいる。たとえば、林原めぐみは否定派であり、自身のラジオ番組で「何ですぐに答えを言わないのか解からない」と批判している。

有名な回答シーン[編集]

ある程度クイズ番組を好きな人なら通じる有名な回答シーンを以下に挙げる。(世代差によって通じない可能性はあるが。)

クイズ関連の話題で、「なにこれ俺知らない」というのが出てきたときに参考にしてほしい。

  • さみだれを あつめてはやし もがみが」 in 第5回高校生クイズ(1985年12月31日)東北ブロック決勝 俳句クイズ by 福島・相馬高校
    勿論正解は「・・・もがみが」。問題には答えられるのに、肝心の勝ち抜けに必要な初歩的な短歌がどうしても分からない。理系まるだしである。昔の高校生クイズらしいほのぼのした雰囲気のエピソード。
  • 第13回アメリカ横断ウルトラクイズ(1989年11月23日)はウルトラ史上最も激戦であったといわれ、視聴者に強い印象を残している。
    • 冬虫夏草~~ッ!!!」 in 準決勝ゲティスバーグ「激戦!! 通せんぼクイズ」 by 永田喜彰
      「中国では強精薬とされ、料理にも使われているもので、冬の間は虫で、夏になると草になると/思われていたことから名前が付けられたものは何?」
      2時間にも渡る死闘に終止符をうった回答。勝利を確信した永田が大絶叫。
      本人も強く印象に残っているようでホームページのタイトルTwitterのハンドルネームに使っている。
    • 雨夜の品定め」 in 決勝 by 長門勇人
      優勝を決めた回答。「男性が女性をあれこれ批評しあうことを、源氏物語の/一節をとって何という?」
  • 孟浩然」 in 第15回ウルトラクイズ(1991年11月21日) 第10CP ドミニカ共和国 by 能勢一幸
    「春眠暁を覚えずと歌った唐の詩人は誰?」
    封鎖クイズ独特のルールのために、飛行機ペーパークイズで第1位だった大石禎と第2位の能勢が最後まで残る事態となった。能勢が勝ち抜け、大石が敗退を決定した回答である。なお、能勢が優勝を決めた問題は、「サイコロの目を全部たすと21。では、全部かけるといくつになる?」→「720」である。
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  • ポロロッカ」 in 第6回史上最強のクイズ王決定戦(1992年2月25日「ギミア・ぶれいく」)決勝戦 by 西村顕治
    「アマゾン川で/年に一度、河口から上流へ向かって流れが逆流する現象を何というでしょう?」
    恐らく日本のクイズ番組史上、最も有名な回答シーンではないだろうか。西村の意地ともいえるような超早押しは鮮烈な印象を残した。ちなみに、クイズ研究会的な分析によれば、「アマゾン川」だけでは回答が絞れないが「アマゾン川」まで聞こえれば答えが確定するらしい。
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  • コロンビア」 in アタック25(2006年10月1日)最終問題 by 北原慧
    「中央アメリカのパナマ と陸上で国境を接している南アメリカの国はどこでしょう?」
    この答えで優勝を決めた北原はガッツポーズをした。しかし北原は放送終了直後、予選テストでカンニングをしていたことをmixiで告白。それがネット上で拡散したことにより、ガッツポーズしている画像が有名になり、アスキーアート化などとネタ化。両手をあげている画像であれば(クイズに関係なくても)、「コロンビア」とコメントされるなど、ガッツポーズの代名詞的存在になっている。
    参考:パネルの記録
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  • 第27回高校生クイズ(2007年9月7日)決勝 by 埼玉・浦和高校
    • らき☆すた」 - 「舞台は陵桜学園高等部。美水かがみの描く4コマ/・・・」
    • ダークライ」 - 「ポケモン、映画10周年を記念した新シリーズのタイトル、史上空前のド迫力 バトル、ディアルガ対パルキア/・・・」(「ディアルガVSパルキアVSダークライ」)
      ガリ勉はサブカルチャーに弱いという視聴者の先入観を打ち崩し、2点を獲得。
      2007年は萌え文化がまだまだ世間に浸透しておらず、後ろめたい雰囲気があったため、特に「らき☆すた」の回答は強い印象を与えた。
      ニコニコ動画ではMAD素材になっており、浦和高校と検索すると、この高校生クイズ関連の動画ばかり見つかる。一般人だが、あまりに有名になってしまい、もはや肖像権など誰も気にしない。
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  • 3.21×1013km(≒32兆km)」 in 第30回高校生クイズ(2010年9月3日)準決勝 by 埼玉・浦和高校
    ま た 浦 和 か。
    計算問題「直径10kmの隕石が衝突したとき発生する津波の高さは?」に対する回答(正解は319m)。地球~海王星間の距離でさえ50億km弱しかないのだから、32兆kmとは余りにも途方もない、津波のレベルを超えた津波である。

出演者[編集]

クイズ番組によく登場する/していた人たち。

芸能人
一般人

関連項目[編集]