曹 玹(そう けん、生没年不詳)は、中国の後漢時代末期の人物。父は曹操。母は秦夫人。同母兄弟は曹峻。
曹操と秦氏の間の第1子。211年に西郷侯に封じられたが、子がないまま早世したという。諡号は済陽懐王。
生没年は不明だが、215年に兄弟の曹林の子・曹賛が曹玹の爵位と領国を継承しているため、曹操に先立って早世したものと思われる。
曹玹の家系はその後曹賛、その弟の曹壱、そしてその子の曹恒と続いている。
小説『三国志演義』には登場しない。