旧恵利家住宅
ナビゲーションに移動
検索に移動
旧恵利家住宅(きゅうえりけじゅうたく)とは、香川県さぬき市大川町富田中3277-1のみろく自然公園内に存在する国指定の重要文化財である。
概要[編集]
旧大川町の東部、津田川上流の大川ダムの東岸にある重要文化財である。これは元々、その背後の山上にあった恵利克己の住宅で、大川町に寄贈されたのを契機に昭和44年(1969年)に現在の場所に移転・復元されたのだという。
恵利家は幕末の安政年間(1854年から1860年)に、同地で庄屋を務めていた玉藻家からこの家を譲り受けたのだといわれる。玉藻家については過去帳の記録を見る限りは、元禄12年(1699年)に初代が死去しているのが確認できるので、恐らくこの家が建てられたのは17世紀後半であると見られている。時期については住宅の様式や構造などからも推定されている。