旧伊藤博文金沢別邸

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旧伊藤博文金沢別邸(きゅういとうひろぶみかなざわべってい)とは、現在の神奈川県横浜市金沢区野島町24に存在する伊藤博文ゆかりの別荘である。

概要[編集]

野島公園の登り口の反対側に松林に囲まれた萱葺きの家と「憲法草創之虞」と刻まれた石碑がある。明治19年(1886年)に伊藤博文が井上毅金子堅太郎伊東巳代治らと共に憲法の審議を開始した。最初は金沢洲崎町の割烹旅館である東屋で行なわれていたのだが、明治20年(1887年に草案の入ったトランクが盗まれたため、用心のために夏島の伊藤博文の別邸へ場所を移した。草案はこの別邸で完成し、明治22年(1889年)に大日本帝国憲法として発布された。この家は現在は復元されたものであり、石碑は東屋の旅館が廃業された際に移されたものである。

アクセス[編集]

  • シーサイドライン野島公園駅徒歩5分。
  • 横浜方面から、国道16号線「瀬戸神社前」を左折、「野島町」を左折。
  • 首都高速湾岸線「幸浦」出口から、国道357号線「金沢柴町」を右折、「帰帆橋」を左折し、「野島町」を左折。
  • 横浜横須賀道路「朝比奈IC」から、環状4号線(県道23号線)に入り、「六浦」を右折、国道16号線に入る。「内川橋」を左折、「夕照橋」を左折し、「野島町」を直進。

外部リンク[編集]