日豊海岸 くろしお号

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日豊海岸 くろしお号(にっぽうかいがん くろしおごう)は、福岡県福岡市大分県臼杵市津久見市佐伯市とを結ぶ昼行高速バスである。

概要[編集]

2009年12月4日から2010年5月30日までの試行運行として運行を開始した。運行予定日は期間中の金曜日・土曜日・日曜日・祝日および12月29日から12月31日までと5月6日の合計90日。

2008年6月28日東九州自動車道津久見IC - 佐伯ICが開通し、九州自動車道大分自動車道と合わせて福岡市 - 佐伯市間が高速道路で結ばれた。本路線の運行はこのような高速交通網の整備を前提としたもので、ほぼ同時期の2009年10月1日から試験運行を行っている県南高速リムジンバス(大分空港 - 臼杵市・津久見市・佐伯市間)[1]と並び、大分県南部で初めての高速道路を利用した公共交通を提供する路線である。

福岡市周辺から大分県南部への観光需要、及び、大分県南部から福岡市周辺へのショッピング及び観光需要を想定した路線であり[2]、特に大分県側では観光客誘致への期待が強く[3]、大分県佐伯市観光協会と西日本鉄道グループが共同して福岡方面からの乗客に割引クーポン券を提供するキャンペーン[4]なども行われている。

全便座席指定制のため、乗車には予約が必要。

名称[編集]

大分県側の停留所が置かれている臼杵市、津久見市、佐伯市は日豊海岸に面しており、日豊海岸沿いには黒潮が流れていることから、日豊海岸と黒潮をイメージして「日豊海岸 くろしお号」と名付けられた[2]

運行会社[編集]

停車停留所[編集]

使用車両[編集]

西鉄高速バスは通常ハイデッカー4列シートトイレ付車両を他路線と共通で使用しているが、ごくまれにスーパーハイデッカー3列独立シートトイレ付夜行路線用車両が使用される。大分バスは基本的に西鉄よりリースを受けたスーパーハイデッカー3列(2+1列)シートトイレ付車両を充当している。

車内設備[編集]

  • 大分バス担当分は3列シート、西鉄高速バス担当分は4列シート
  • 化粧室(トイレ)
  • 毛布・スリッパ

脚注[編集]

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関連項目[編集]

外部リンク[編集]