日本大学図書館

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日本大学図書館
英語Nihon University Library
事業主体日本大学
管理運営日本大学
蔵書数5,670,194冊(2015年度)
公式サイトhttps://www.nihon-u.ac.jp/facilities/library/guide/

日本大学図書館(にほんだいがくとしょかん)は、日本大学大学図書館であり、日本大学では各学部それぞれが単科大学のように地理的に独立したキャンパスを持つため、学部ごとに図書館が設置されている。それに伴い、各学部の図書館を一つに総合したインターネットで利用できるデータベースなるものも存在する。所蔵数は大学の付属図書館の中では、東大、京大に次いで3番目に多く、国内の私立大学の中では最多数を誇る。

概要[編集]

総合学術情報センター、14学部図書館、3大学院独立研究科図書室からなり、重要文化財重要美術品等の貴重書資料をはじめ、様々な学問分野の和洋図書・学術雑誌資料を約550万冊以上所蔵し、学生・教職員の学習と教育研究活動の支援を行っている。

さらに、電子ジャーナル・電子ブックの導入、全学で所蔵する図書・学術雑誌資料のディスカバリーサービス、貴重書デジタル画像の公開等をインターネットで実施し、日本大学における学術資料の情報発信を行っている。

蔵書検索システム[編集]

総合学術情報センター[編集]

全学部の図書を一括で検索できる図書館共通検索システムを導入している。

日本大学ディスカバリーサービス[編集]

総合学術情報センター、14学部図書館、大学院独立研究科図書室が所蔵する約550万冊以上の資料を一括して検索するシステム。

オンラインデータベース[編集]

日本大学全体で利用できる約50種類のデータベース・電子ジャーナルのリンク集である。この他に特定の学部でのみ利用できるデータベース・電子ジャーナルもある。

デジタルミュージアム[編集]

総合学術情報センターでは、「総合図書館」時代からの様々な貴重資料を所蔵している。デジタルミュージアムでは、総合学術情報センターだけでなく、学内の所蔵資料をWEB上で公開している。

学部図書館[編集]

  • 法学部
    • サン=シモン、ジョン・ステュアート・ミルなど著名な思想家、学者の自筆書簡・手稿類を数多く蒐集・所蔵していることで知られている。
    • グロティウス『戦争と平和の法』 1625年に出版された初版ラテン語版(第3刷)を所蔵する。
    • アゾ『勅法彙纂・法学提要集成』は数世紀にわたって法学(ローマ法)案内書の地位を占めており、「アゾを持たざる者は法廷に赴くべからずと言われた。
    • J. S. ミル『代議制統治論』 自筆草稿11帖228枚で、1860年ごろに執筆された。
    • 「御成敗式目」鎌倉幕府によって、貞永元年(1232年)に制定された武家に関する法律。「御成敗式條」は、1499年(明応8年)に作成されたもの(書写地・書写者不明)。そのほか明信によって、1550年(天文19年)に作成されたもの(書写地不明、[33]丁)。本館は、御成敗式目を多数所蔵する。
  • 文理学部
    • 図書資料の総数は、約94万冊あり、有数の規模である。また研究室にも図書室がある。
  • 経済学部
    • アダム・スミスの『国富論』の初版本や、世界に3冊の存在しか確認されていないフランソワ・ケネーの『経済表 第3版』などの貴重書を保有する。
  • 商学部
    • 約47万冊の蔵書がある。和書231,592冊、洋書130,920冊。図書館広報誌「砧通信」を発行する。
  • 芸術学部
  • 国際関係学部
    • 『聚分韻略』『川口家文書』などの古文書がある。
  • 三軒茶屋キャンパス
    • 危機管理学部
    • スポーツ科学部
  • 理工学部
  • 生産工学部
  • 工学部
  • 医学部分館と医学部史料室がある。
    • 所在地は「東京都板橋区大谷口上町 30-1」である。
    • 医学部史料室には、「解体新書」「平次郎解剖図」「種痘宣伝」「飲食養生鑑」「売薬宣伝の引札」「Clysmatica Nova 復刻版 Elsholtz,J.S. 著」「薬徴 吉益東洞 (天明 5 年(1785 年刊))」などの歴史的史料がある。
  • 歯学部
    • 所在地は「東京都千代田区神田駿河台1-8-13」である。
    • 大正11年に日本大学専門部歯科に開設された図書室が起源である。歯学・医学関係図書を中心に,10万2千点の蔵書を保有する。
  • 松戸歯学部
  • 生物資源科学部
  • 薬学部
  • 大学院法務研究科

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. 顔見せ、絵尽、錦絵、冊子等江戸時代の歌舞伎を中心とした演劇関係資料のデータベース。
  2. 17世紀から19世紀の著名な思想家、学者8名の自筆書簡・手稿類のデジタル化資料。
  3. 古典籍資料及び近現代演劇資料の内5点を研究対象にしたデータベース。
  4. 古代ローマの作家オウィディウスの著作のうち、日本大学所蔵の16世紀から17世紀の図書2点を研究対象にしたデータベース。
  5. フランス19世紀の画家、音楽家、文筆家、俳優、政治家、軍人、聖職者約240人に及ぶ人物の評伝、肖像写真、手記や作品の複製写真等から構成された写真集。

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]