新渡戸 萬里子(にとべ まりこ、1857年 - 1938年9月23日)は、アメリカ人の女性。アメリカ名ではメアリー・エルキントン(Mary P. Elkinton)という。新渡戸稲造の妻で5歳年上の姉さん女房であり、1892年に稲造との間に唯一の実子である新渡戸遠益を授かるも、生後8日で死亡する。以後、彼女は産後の肥立ちの悪さもあって病身となり、養子に新渡戸孝夫と新渡戸琴子を迎えて両者を結婚させている。萬里子は稲造の死から5年後に82歳で死去した[1]。
なお、彼女にはジョセフ、ウィリアム・テイルマン、アルフレッド・コープ、トーマスの4人の弟がいた[2]。
- ↑ 『新渡戸稲造事典』 教文館。2013年。P644
- ↑ 『新渡戸稲造事典』 教文館。2013年。P646
参考文献[編集]