新構想国立大学

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新構想国立大学(しんこうそうこくりつだいがく)は、大学紛争収拾後に新しい形の国立大学として設置された大学。

筑波大学[編集]

詳細は「筑波大学」を参照

新設医科大学[編集]

無医大県解消の一環として、埼玉、栃木、岩手以外の県で医学部未設置の県に新たに単科の医科大学が設けられた。
現在は、浜松、滋賀以外は総合大学に合併されている。なお、栃木、岩手両県は現在も「無国公立医大県」であり、埼玉県も卒業後の進路に制約のない国公立医大が存在しない[注 1]

技術科学大学[編集]

高等専門学校の「上部大学院」的位置付けで、3年次編入生を多く設定した工学系大学。
長岡豊橋に設けられた。

新構想教育大学[編集]

現職教諭の再教育の大学院をメインに、新たな形の学校教育学部を新設した大学。
上越兵庫に新設され、徳島大学の教員養成課程からの実質転換で鳴門にも設置された。

新設体育大学[編集]

上記の新構想教育大学は鹿児島県の鹿屋市でも誘致運動があったが、諸事情により設置が見送られ、筑波大学体育専門学群を範とした国立体育大学設置に代替された。

先端科学技術大学院大学[編集]

1980年代に先端科学に関する学部を持たない大学院大学として構想された。

新設国立短期大学[編集]

以上の大学とは別に、国立短大が設置され、富山県に高岡短期大学、茨城県に障害者対象の筑波技術短期大学が開学した。いずれも、現在は四年制大に転換されている。

関連項目[編集]

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  1. 所沢市にある防衛医科大学校は卒業後9年間自衛隊勤務しないと学費免除にならない。