教職員定数(きょうしょくいんていすう)とは、公立の小学校・中学校で必要な教職員の定数のことを指す。公立小中学校の1学級当たりの上限児童生徒数などを定めた義務教育標準法などに基づき、学級数や児童生徒数に応じて算出される「基礎定数」と、学校現場の課題に応じて政策的に配分される「加配定数」がある。平成29年(2017年)3月に改正法が成立し、発達障害のある児童生徒らが一部授業を受ける「通級指導」の担当教員や日本語指導が必要な外国人児童生徒の担当職員が加配定数から基礎定数の枠組みに移ったため、安定的な配置が可能になった。