扇風機の都市伝説
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扇風機の都市伝説は、密閉された空間で扇風機をつけたまま寝ると死んでしまうという、謎の言い伝え、都市伝説。扇風機からとってみればいい迷惑である。
概要[編集]
密室で扇風機をつけたまま寝ると、低体温症とか窒息で死ぬっていう噂。韓国では多く言い伝われているそうだ。
死ぬ可能性[編集]
扇風機は中で鋭利なものが回っているので、使用方法を誤り過ぎれば、死につながる可能性は否定できない。(ただし、最近の扇風機にはロック機能が付いていて、安全に使用できるようになっている。)扇風機をつけたまま寝て、髪の毛などが巻き込まれて死亡事故というのはあり得る。ただ、この都市伝説では、そういう死亡方法(?)については一切触れていない。
窒息というのは酸素のなくなった状態や、よっぽど酸素濃度が低い状態でないと起こらない。[注 1][1][2]密閉された部屋ならいつか二酸化炭素の量が増えていく可能性はあるが、扇風機のせいというのはよくわからない。
低体温症[編集]
そもそも低体温症というのは、深部の体温が35度以下の状態を指す[3]。そして、32度台になると意識不明の状態となる。[4]深部の体温が下がって死ぬことは、雪山とかで雪崩に遭遇して、遭難でもしない限り、そうない。扇風機をつけっぱにしたところで、まず低体温症になるか、という疑問点、仮になったとしても臓器機能の低下程度ではないかという疑問点の2点が挙げられる。
脚注[編集]
注釈[編集]
- ↑ 10%以下になると窒息が発生する。16%以下で自覚症状が発生する。