慈願寺 (那須烏山市)
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慈願寺(じがんじ)とは、栃木県那須烏山市中央2丁目3-15に存在する寺院である。宗派は真言宗大谷派。山号は鹿崎山信寿院。
概要[編集]
親鸞二十四輩の第13信願坊の旧跡である。鎌倉時代前期の貞応2年(1223年)に粟野鹿崎に建立されたが、江戸時代中期の延宝8年(1680年)になって現在の場所に移転した。
寺域はおよそ8000平方メートルで、本堂と鐘楼、書院、宝蔵、庫裏などがある。親鸞像(鎌倉時代の作品といわれる)、開基と伝わる信願坊の守り本尊といわれる弥陀八幡神像、蓮如と実如の筆による六字名号各一幅、教如の筆による御消息、実如の筆による御文三通など、著名人による多くの秘宝が存在する。