思いやり予算

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思いやり予算(おもいやりよさん)とは、在日米軍駐留経費のことである。

概要[編集]

在日米軍が駐留するために必要な経費のことで、このうち日本米軍基地周辺対策費や施設の借料を負担しており、日米地位協定に照らせばアメリカ軍が出すべき費用も一部肩代わりしている。これらの肩代わり部分は思いやり予算と呼ばれており、昭和53年(1978年)から開始された。これは当時の防衛庁長官の金丸信が「(在日米軍に)思いやりをもって対処する」と発言したことから由来しているとされている予算であり、日本は昭和62年(1987年)度以降は、地位協定とは別の特別協定をアメリカと締結して、従業員の給与や光熱費、訓練移転費などを転出している。通常5年ごとにアメリカと結んでいる。

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