徐 勤先(じょ きんせん、1935年8月 ‐ 2021年1月8日)は、中華人民共和国の軍人。中国人民解放軍少将。
山東省莱州市出身。1989年5月、中国で民主化運動が起きて戒厳令が敷かれた際、第38集団軍の軍長として運動鎮圧のための進軍を命令された際、徐は「人民に武器を向けることはできない」と述べて命令を拒否した。このため、軍長を解任された上、その後に発生した天安門事件の後に5年間投獄された。
2011年に香港紙の取材を受けているが、この際に1989年の行動について「後悔していない」と語っている。
2021年1月8日朝、河北省石家荘において死去した。85歳没。