張り切りすぎるユーザーは簡単に冷める法則

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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張り切りすぎるユーザーは簡単に冷める法則(はりきりすぎるユーザーはかんたんにさめるほうそく)とは、エンペディア管理者の一人であるかにふとん氏が、Rest:日記上で唱えた法則である。

提唱のきっかけ[編集]

Rest:日記/2018-10-16に、「心当たりがある人は多いと思うので」と記されていることから、この時期にエンペディアコミュニティで起こった何らかの出来事がかにふとん氏がこの法則を提唱するきっかけになったと推察される。

初版投稿者はエンペディアのコミュニティの空気を知るべく日記を読んでいたところ、たまたまこの言葉を見つけたので、興味を持って調べることとした[1]。だが、直接この言葉をググっても思わしい結果は出なかったので、とりあえずエンペディアのヲチスレがあるか探してみようと考えた。

すると、殆ど無意味な一語の連投で埋められた残念なスレが見つかったが、辛うじて「カエサル」という利用者が引退したという文句を拾うことができた。更に、「死人に容赦ない」というかにふとん氏への評価も確認された。 時系列としては、「カエサル」氏引退→かにふとん氏の法則提唱→スレでのかにふとん氏への評価ということなので、一応整合性がある。

このことから、初版投稿者は、「カエサル」氏が、かにふとん氏をして法則提唱に至らしめるに至るまでの、何らかのキーパーソンであると判断して、氏の挙動を調査することとした。更に追跡したところ、「カエサル」氏とは、Augustus Caesarと名乗る、このウィキの別の管理者であることが分かった。この利用者は、開拓者/The Pioneer氏として、ウソペディアIllogicopediaMirahezeなどの複数のウィキで、数か月ほど精力的に活動した後、引退したようである。

このことは、「張り切りすぎ」「簡単に冷める」の二つの条件を満たしていると判断できる。故に、初版投稿者は、かにふとん氏が、Augustus Caesar氏の流星の如き一瞬の興亡を見て、かの法則を提唱するに至ったのだと判断した。

定式化[編集]

しかし、残念ながらかにふとん氏は、言葉少なに法則を提唱したのみで、法則の具体的な定式化などは、一切行った痕跡がない[2]

筆者が推測するに、この法則は、人間の体力の貯蓄と、回復力とに一定の限界が存在し、単位時間当たりの回復力に比べて、消費体力が十分大きいとみなせる閾値よりも更に大きいとき、体力消耗にかかる時間が、簡単に冷めるとみなせる閾値よりも小さくなることを意味しているのであろう。

すなわち、定式化すると、

ここで、

より、

の関係でもある。

精神医学的には[編集]

この法則は、要は躁鬱病、あるいは病にまで至らないにせよ、躁鬱気質を指し示しているのではないかと推測される。

躁状態で高い活動性を示した後(「張り切り過ぎ」)、一気にうつ状態に沈み込む様(「簡単に冷める」)に似ているからである。

また、この現象は、バーンアウト症候群や、過労死とも若干の類似性がある。初版投稿者が、仮に引退宣言なしでAugustus Caesar氏の引退を目の当たりにしていた場合、過労死の可能性も疑っていたかもしれない。

功罪[編集]

このようなタイプは、芸術性が高いとされているが、実務家のサポートがないと、功罪の「罪」の面が大きく出やすい。しかし、逆に言えば、名フォロー役がいれば、「功」の面が大きく残るということでもある[3]

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  • 一気に変革を進める力となる可能性があるため、停滞したコミュニティの一点突破には役に立つ。
  • 膨大なエネルギーによって、短期的にはコミュニティを大きく発展させることとなる。

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  • フォローする実務家がいないと、「冷めた」後の継続発展が難しくなる。
    • それどころか、後処理をする羽目になる。
  • 後継者育成をうまくやらなければ、コミュニティ全体に、一人の「張り切り過ぎ」を頼る風潮が生じやすい。
    • 結果として、コミュニティ全体の能力は、「冷めた」後にはかえって元よりも下がりかねない。
  • 独走して、コミュニティの他の構成員を「置いてけぼり」にしかねない。
    • ついていけるフォロワーの有無が、このタイプを支えるカギとなるだろう。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. 誰か書いてと頼まれている以上、フェルマーの最終定理の如く、誰かがこの間隙を埋めなければならないはずなのだから。
  2. その痕跡が存在していれば、初版投稿者がこの記事を書くことは確かになかったであろう。
  3. このタイプの周囲の人間は、「誰か」任せにしてはいけないということが、よく分かる。
  4. つまり、こういうこと。体力って…HPが定まっているゲームでも異世界でもないんだから(ネタバレ)。