延寿院(えんじゅいん、? - 天正3年12月1日(1576年1月1日))は、安土桃山時代の女性。
穴山信君の娘。母は武田信玄の娘・見性院か。穴山勝千代の姉妹に当たる。
事績は不明で、天正3年(1575年)12月1日に死去したと『身延過去帳』にあることから、早世したと見られている。天正10年(1582年)2月2日に信君は身延山久遠寺に延寿院牌所の取り立てを依頼し、寺領の寄進を行っている。天正11年(1583年)12月23日には兄弟の勝千代が改めて父と共に彼女の菩提を弔うことを依頼している。