平八幡神社 (気仙沼市)
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平八幡神社(たいらはちまんじんじゃ)とは、宮城県気仙沼市川原崎66に存在する神社である。祭神は誉田別神。
概要[編集]
平安時代中期の天喜・康平年間(1053年 - 1065年)に、源頼義が前九年の役で安倍頼時と戦う際、戦勝祈願のために勧請して草創したのが起源といわれている。後に頼義の子・義家がさらに1社を設けて、2社が並立することになる。そして義家に従軍して武功を挙げた熊谷直孝が黒川郡を与えられた際に、この神社の祭祀を司ることになる。そして、この地方に勢力を拡大した葛西氏や伊達氏から尊崇されていくようになり、毎年8月15日に重臣を奉行として鏑矢祭を執り行っていたという。
明治時代に入ると2社が1社となり、明治41年(1908年)11月に愛宕神社・須賀神社・産山神社を合祀した。
境内には高さ25メートルのサワラの巨樹が6本存在し、これらは宮城県の天然記念物に指定されている。