常総筑波鉄道キハ900形気動車
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常総筑波鉄道キハ900形気動車(じょうそうつくばてつどうキハ900がたきどうしゃ)は、かつて常総筑波鉄道および関東鉄道にて使用された気動車の1形式。
概要[編集]
1963年に、キハ35系をベースとして常総線向けに2両が登場した。キハ35系との違いは連結面と前面のいずれにも貫通幌を備えないこと、ステップレスであること、乗降扉が片開きであること、台車が空気ばねであったことなどが挙げられる。
運用[編集]
当所はキハ04改造のキサハ61を挟んだ3両編成で運用された。しかし、コストが高くついたことから増備自体は2両で打ち切られた。
その後、中間車をハ5010に差し替えられ、同車が筑波線に転属となるまでそのまま使用された。最終的には2両固定編成を組み、後に国鉄キハ35系譲受のキハ300・キハ350などとの共演も見られたが、キハ2100形の投入で1995年に廃車されている。