常夜燈公園

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常夜燈公園(じょうやとうこうえん)とは、青森県上北郡野辺地町字野辺地471に存在する公園である。

概要[編集]

野辺地は江戸時代弘前藩の重要な交易港として繁栄した。この公園はその港町の時代に作られた「日本最古の灯台」と言われる灯台があるのを整備されたものである。

灯台といっても、これは江戸時代後期の文政10年(1827年)に建造されたものであり、そのため港に出入りする船の案内のために設けられた石灯篭式の常夜燈に過ぎない。ただし、日本最古の洋式灯台である伊豆下田の観音崎灯台でさえ明治2年(1869年)の建造であり、この灯台はそれより42年も前に建造されたという点で重要視されている。この灯台の西に当時は浜役所、東に湊役所が設置されていたとされるが、現在では灯の消えた灯台が残るのみである。

アクセス[編集]