市内局番4桁化
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このページでは東京23区をはじめとした市内局番4桁化について記載する。
概要[編集]
固定電話の市内局番は大勢の地域で、2〜3桁だが、市外通話や3桁通話と識別するため、3桁市内局番は、000〜199の200局番分使用することができない。
そこで、3桁市内局番が逼迫寸前になった場合、頭に数字を付け、000〜199番の拘束から解放させる施策を取った。
1991年1月1日午前2時より、東京の固定電話の番号逼迫対策として、東京23区、狛江市と多摩地域の一部に於いて市内局番4桁化を実施。非常に規模の大きな変更であり、変更に伴う間違い電話や便乗詐欺の防止のため、NTTは「東京新番号」と称した新聞広告やテレビCMキャンペーンを積極的に行った。その後、大阪市、尼崎市や周辺地域も市内局番の頭に「6」が付く逼迫対策が行われ、市内局番が4桁化した。
また、番号ずらしで市内局番の3桁化を試みると020〜199の数字となり、かつ余裕のある地域からの局番捻出が実施されなかった、所沢、柏、鴨川の各市内区域(MA)でも市内局番の4桁化が実施された。
その他[編集]
東京、大阪に次いで固定電話加入数の多い横浜は、最盛期でも逼迫した状態ではなく、今後も実施されない可能性が高い。
一方、東京、大阪、横浜に次いで加入数の多い名古屋は、南隣の東海市域で市外局番が名古屋市内区域の「052」と尾張横須賀市内区域の「0562」に未だに分かれており、東海市域の市内局番統合のために、市内局番4桁化が行われる可能性がある。