川合達彦
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川合 達彦(かわい たつひこ、1974年6月3日 - )とは、日本中央競馬会の元騎手・調教助手である。
経歴[編集]
競馬学校卒業後、栗東トレセン・坂田正行厩舎所属で1993年にデビュー。デビュー2週目で初勝利を果たした。
2年目となる1994年には厩舎の許可を得て定時制高校へ入学するが出席日数が足りず1年で退学した。フリーとなった1999年には大検を受験してこれに1発で合格し、大学入試にも1発合格。2000年4月から立命館大学へ入学して通いの学生として授業を受けた。授業出席の関係上、騎乗数を絞らざるを得なくなったが大学は1度も留年することなく4年で卒業を果たしている。
2004年からはアメリカへ修行に出た。2005年4月に引退。通算勝利数988戦49勝。うち重賞には12戦騎乗したが、勝利とは縁遠かった。
引退後は太宰義人厩舎で調教助手となるが、太宰の病死により池江泰寿厩舎へ転属している。
前述の通り、日本の騎手としては非常に珍しい大卒資格を有している騎手である。競馬学校創設以降に騎手となった人物で大卒資格を有しているのは川合の他に坂口智康しかいない。競馬学校創設前を含めても大久保正陽、山内研二、太宰義人、橋口弘次郎のみである。