川中島合戦弁論
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川中島合戦弁論(かわなかじまかっせんべんろん)とは、川中島の戦いに関する史料である。
概要[編集]
著者・成立年代[編集]
著書の末尾に「ときに寛文十一年冬十月日」とある。さらに「寛文十二壬子年十月、大関佐介定祐」とある。つまり成立は寛文11年(1671年)10月から同12年(1672年)10月で、著者は大関定祐ということになる。
内容[編集]
永禄4年(1561年)の第4次川中島の戦いに関する論評について記している。
文章は漢文体。第4次川中島合戦について、『甲陽軍鑑』に関する記述での問題点を6点挙げて批判している。その後、上杉謙信の生涯について概括している。『甲陽軍鑑』について対抗意識があるような記述が目立つ。