岩崎俊夫
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岩崎 俊夫(いわさき としお、1950年 - )は、経済統計学者。立教大学名誉教授。
東京都生まれ。生後4ヶ月で当時東京都立九段高等学校で英語とドイツ語の教鞭を執っていた父が北海道大学文学部へ赴任したことに伴い札幌市に引っ越す[1]。1969年北海道札幌北高等学校卒業。1974年北海道大学経済学部卒業。1979年北海道大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。1979年北海道大学経済学部文官助手、1982年北海学園大学経済学部専任講師、1983年助教授、1990年教授。1991年立教大学経済学部教授。2016年定年退職、名誉教授[2]。
著書[編集]
単著[編集]
- 『統計的経済分析・経済計算の方法と課題』(八朔社、2003年)
- 『社会統計学の可能性――経済理論・行政評価・ジェンダー』(法律文化社、2010年)
- 『経済計算のための統計――バランス論と最適計画論』(日本経済評論社、2012年)
- 『ロシア統計論史序説――社会統計学・数理統計学・人口調査「女性就業分析」』(晃洋書房、2015年)
- 『社会統計学の伝統と継承――論点と関連論文(1955-90)』(御茶の水書房、2018年)
- 『社会経済統計研究の成果と展開――論点と関連論文(1955-90年)』(御茶の水書房、2020年)
共編著[編集]
- 『現代経済学への誘い』(大塚勇一郎編著、藤原新、北川和彦、黒木龍三、菊地進共著、八千代出版、1998年)
- 『経済系のための情報活用――Excelによる経済統計分析』(菊地進共編著、藤原新、岡部桂史、田浦元[執筆]、実教出版[専門基礎ライブラリー]、2007年)
- 『経済学のための情報処理』(菊地進共編著、産業統計研究社、2009年)
- 『経済系のための情報活用――Excel2007』(菊地進共編著、藤原新、岡部桂史、田浦元著、実教出版[専門基礎ライブラリー]、2009年)
- 『経済学のための情報処理――Excel 2007』(菊地進共編著、産業統計研究社、2010年)
- 『経済系のための情報処理』(菊地進共編著、鈴木みゆき、小西純著、実教出版[専門基礎ライブラリー]、2010年)
- 『経済系のための情報活用――Office2013対応(1・2)』(菊地進共編著、藤原新、小澤康裕、櫻本健著、実教出版[専門基礎ライブラリー]、2013-2015年)
訳書[編集]
- ヴェ・コトフ『現代経済システムの再検討』(是永純弘共訳、梓出版社、1983年)
分担執筆[編集]
- 岩崎允胤編『実践的唯物論の方法と視角 上 科学の方法と社会認識』(汐文社、1979年)
- 山田貢、近昭夫編『経済分析と統計的方法』(産業統計研究社[経済学と数理統計学]、1982年)
- 法政大学日本統計研究所、伊藤陽一、岩井浩、福島利夫編著『労働統計の国際比較』(梓出版社、1993年)
- 法政大学日本統計研究所、伊藤陽一編著『女性と統計――ジェンダー統計論序説』(梓出版社、1994年)
- 横本宏、杉森滉一編『エレメンタル経済統計』(英創社[Elemental books]、1995年)
- 岩井浩、藤岡光夫、良永康平編著『統計学へのアプローチ――情報化時代の統計利用』(ミネルヴァ書房、1999年)
- 杉森滉一、木村和範編著『統計学の思想と方法』(北海道大学図書刊行会[統計と社会経済分析]、2000年)
- 近昭夫、岩井浩、福島利夫、木村和範『現代の社会と統計――統計にもつよい市民をめざして』(産業統計研究社、2006年)
- 杉森滉一、木村和範、金子治平、上藤一郎編著『社会の変化と統計情報』(北海道大学図書刊行会[現代社会と統計]、2009年)
出典[編集]
- ↑ 鈴木雄大「岩崎俊夫先生の人と学問」『立教經濟學研究』第70巻第4号、2017年
- ↑ 「岩崎俊夫教授の略歴および業績」『立教經濟學研究』第70巻第4号、2017年