山口組

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山口組(やまぐちぐみ)とは、日本暴力団。日本最大の暴力団・マフィア組織である。山口組の名称は、1915年に組を創設した初代組長の山口春吉に因む。本部所在地は兵庫県神戸市灘区

歴史[編集]

1925年、初代組長は息子の山口登に跡目を譲り引退した。1942年の山口登の死後、大平洋戦争の真っ只中ということもありしばらく組長の座は空席であったが、1946年、田岡一雄が33歳の若さで組長に就任。35年間にわたって組を率いた3代目・田岡組長の死後、竹中正久山本広の後継者争いから山一抗争が勃発した。この抗争は竹中組長を含む約30名の死者を出し、史上最大の暴力団抗争と呼ばれた。1989年、山本広のヤクザ引退・山一抗争の終結により、若頭であった渡辺芳則が5代目を襲名した。

現況[編集]

現在の組長は、2005年に6代目組長に就任した司忍である。彼は2018年時点で76歳である。カリスマ的指導者である彼が引退したならば、それを期に堅気になる組員も多く出て、山口組はさらに弱体化する可能性が高いとみられる。ナンバー2の若頭髙山清司も70歳の高齢に加え、長期の服役をもって持病を悪化させている。2015年の神戸山口組離脱騒動以降、山口組の弱体化は日を重ねるごとに進行しており、山口組そのものの消滅も時間の問題となりつつある。とはいえ暴対法が機能する以前のバブル期にため込んだ資産があるため、末端組織が「看板」を守って商売を続けているため、「辞めるにやめられない」状況になっている。
「もう、堅気になりたい」とラーメン屋の店長になった枝の組長が殺された事件は記憶に新しい。

関連項目[編集]