小泊須恵器窯跡

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小泊須恵器窯跡(こどまりすえきかまあと)とは、新潟県佐渡市羽茂町小泊368-7に存在する奈良時代から平安時代にかけての須恵器を焼いた半地下式の窯跡のことである。新潟県の指定文化財である。

概要[編集]

羽茂町の北西端、日本海岸沿いの小泊亀畑の高位段丘斜面にある。窯跡は3基発掘されており、第2号窯跡と呼ぶ1基は全長が5.3メートル、幅1.55メートル、傾斜角17度である。厚さおよそ8センチの側壁が高熱のためガラス状に焼けており、付近からは皿や高台付杯、瓦塔、硯、高杯、蓋、壷などが出土している。佐渡国分寺の瓦もこの辺りの窯で焼かれたものが多いと推測されている。

アクセス[編集]

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