小林泉美 (棋士)
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小林 泉美(こばやし いずみ、1998年7月6日 - )は、日本の囲碁の棋士。日本棋院東京本院所属。
経歴[編集]
1977年(昭和52年)6月20日生。東京都出身。幼時から母親の故小林禮子七段に師事。院生と同時に小林光一名誉棋聖に入門。 平成2年院生、平成7年入段、平成9年二段、平成10年三段、平成11年四段、平成13年五段、平成16年六段。 小林光一名誉棋聖は実父、小林禮子七段は実母。張栩九段は夫。木谷実九段は祖父。
人物[編集]
- MHK杯囲碁選手権戦に出場が決まったとき、父の小林光一名誉碁聖から、全国囲碁ファンの方に見ていただくチャンスなので、礼を正して対局に臨んでほしいと言われ、毎回着物を着用している。袴は母親の故小林禮子七段の遺品である[1]。
- MHK杯囲碁選手権戦で羽根直樹天元に勝利したとき、小林光一名誉碁聖は「泉美はNHK杯に強いなあ」と驚いていた[1]。
- 2016年、台湾に移住を決めたころ、友人から「泉美さんのボーナスステージね」と言われた[2]
棋戦歴[編集]
- 平成13年 第13期女流名人戦で青木喜久代女流名人を2-0で破りタイトル奪取
- 平成13年 第20期女流本因坊戦で祷陽子女流本因坊を3-1で破りタイトル奪取
- ☆史上初の女流本因坊・女流名人となる
- 平成15年 第15期女流名人戦で青木喜久代女流名人と4期連続対戦 ☆2-0で破り女流名人復位
- 平成15年 第22期女流本因坊戦で矢代久美子五段を3-1で破り3連覇
- 平成15年 第1回JAL女流早碁優勝
- 平成16年 第16期女流名人戦で祷陽子五段を2-0で破りタイトル防衛
- 平成17年 第7期女流最強戦優勝
- 平成19年 第1回大和証券杯ネット囲碁レディース優勝
受賞歴[編集]
- 平成10年 棋道賞女流賞
- 平成11年 棋道賞新人賞
- 平成13年 棋道賞女流賞受賞
- 平成14年 棋道賞女流賞(2回連続受賞)
- 平成15年 棋道賞女流賞(3回連続受賞)
- 平成16年 第22回ジャーナリストクラブ賞(張栩名人本因坊王座と同時受賞)
- 平成13年 通算200勝達成 ☆女流棋士史上最年少24歳1ヶ月で達成
- 平成17年 通算300勝達成 ☆女流棋士史上最年少27歳6ヶ月で達成
- 平成13~15年、17年 : 女流賞金ランキング1位