小川正賢

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小川正賢(おがわ まさかた、1952年- )は、科学教育学者。神戸大学東京理科大学名誉教授。

人物[編集]

山口県生まれ。1976年京都大学農学部農林生物学科卒業。1981年同大学院農学研究科博士課程中退。1982年「アサガオ黄化子葉におけるクロロフィル形成最終段階の分光測光法による研究」で京都大学農学博士茨城大学教育学部助手、助教授、2000年神戸大学助教授、教授。2018年定年退任、名誉教授、東京理科大学教授。2013年退職、名誉教授。専門は科学技術教育論、科学技術リテラシー論、科学技術人材論など。

著書[編集]

  • 『序説STS教育 市民のための科学技術教育とは』東洋館出版社、1993.7
  • 『惑いのテクノロジー 科学技術社会をどう生きるか』編著、東洋館出版社、1998.3
  • 『「理科」の再発見 異文化としての西洋科学』(人間選書)農山漁村文化協会、1998.9
  • 『科学と教育のはざまで 科学教育の現代的諸問題』東洋館出版社、2006.3

翻訳[編集]

  • ディレック・ホドソン『新しい理科教授学習論 子ども一人ひとりの見方・考え方を損なわずに科学を学ばせるには』監訳, 片平克弘,猿田祐嗣,大辻永, 中山玄三訳、東洋館出版社、2000.5
  • 米国科学アカデミー ほか編『理工系学生のためのキャリアガイド 職業選びに失敗しないために』化学同人、2002.3