宇部市石炭記念館

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宇部市石炭記念館(うべしせきたんきねんかん)とは、山口県宇部市則貞3丁目4-1のときわ公園内に存在する記念館である。

概要[編集]

宇部で石炭が発見されたのは、江戸時代前期の延宝年間(1673年から1680年)である。現在の常盤湖周辺であり、記念館は宇部石炭発祥の地である記念すべき場所に建てられている。

宇部石炭は宇部市の発展に大きな原動力となり、昭和42年(1967年9月宇部興産宇部鉱業所の閉山により終止符が打たれた。しかし、石炭産業開発の歴史を後世に伝えるため、それより少し前の昭和41年(1966年11月に記念館が開館する。

建物は鉄筋コンクリート2階建てで、地下には延長75メートルのモデル炭坑が作られている。館内には石炭関係の文献・資料・機械器具類などおよそ3万点が展示されており、屋上には宇部鉱業所東見初炭鉱で使用されていた石炭巻上櫓が移設され、タワー展望台として周りを眺望することができる。

アクセス[編集]

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