大深山遺跡
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大深山遺跡(おおみやまいせき)は、長野県南佐久郡川上村大字大深山にある縄文時代中期の集落跡。
概要[編集]
大深山集落から北西におよそ1キロほど登った天狗山南麓、標高1300メートルの南傾斜面上にある縄文時代中期の竪穴住居群であり、遺跡としては日本で最高所のものといわれ、そのため昭和41年(1966年)に国の史跡に指定された。
史跡指定される7年前に、大深山遺跡保存会が結成され、東京教育大学教授の八幡一郎の指導で3年間ほど続けられ、50か所余りの住居跡が発掘されたが。全部の戸数は200か所を上回るものと推定されている。現在、遺跡内には2戸復元されており、他の住居跡も全て標柱が建てられて密集した古代集落の様子をうかがうことができるようにされている。露出展示舎も2棟設けられている。
土器などが出土しており、その数は数万点に及んでいる。