大森直樹
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大森 直樹(おおもり なおき、1965年 - )は、教育学者。東京学芸大学特別支援教育・教育臨床サポートセンター教授。専門は教育政策・教育実践[1]。
略歴・人物[編集]
東京生まれ。東京学芸大学教育学部卒業[1]。同大学教育学研究科修士課程修了[2]。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学[1]。東京学芸大学教育学部助手、講師、助教授、同大学教育実践研究支援センター助教授、准教授を経て、同大学特別支援教育・教育臨床サポートセンター教授[3]。
影響を受けてきた著者として、海老原治善(著書『現代日本教育政策史』)、内田宜人(著書『ある勤評反対闘争史』)、北村小夜を挙げている[4]。
著書[編集]
単著[編集]
- 『子どもたちとの七万三千日――教師の生き方と学校の風景』(東京学芸大学出版会、2010年)
- 『大震災でわかった学校の大問題――被災地の教室からの提言』(小学館[小学館101新書]、2011年)
- 『道徳教育と愛国心――「道徳」の教科化にどう向き合うか』(岩波書店、2018年)
共著[編集]
- 『満洲「大陸の花嫁」はどうつくられたか――戦後期教育史の空白にせまる』(相庭和彦、陳錦、中島純、宮田幸枝、渡邊洋子共著、明石書店、1996年)
- 『福島から問う教育と命』(中村晋共著、岩波書店[岩波ブックレット]、2013年)
編著[編集]
- 『批判植民地教育史認識』(王智新、君塚仁彦、藤澤健一共編、社会評論社、2000年)
- 『資料集 東日本大震災と教育界――法規・提言・記録・声』(渡辺雅之、荒井正剛、倉持伸江、河合正雄共編、明石書店、2013年)
- 『靖国神社と歴史教育――靖国・遊就館フィールドノート』(又吉盛清、君塚仁彦、黒尾和久共編、明石書店、2013年)
- 『原発災害下の福島朝鮮学校の記録――子どもたちとの県外避難204日』(具永泰共編、遠藤正承訳、明石書店、2014年)
- 『小学校学習指導要領の読み方・使い方――「術」「学」で読み解く教科内容のポイント』(中島彰弘共編著、明石書店、2017年)
- 『中学校学習指導要領の読み方・使い方――「術」「学」で読み解く教科内容のポイント』(中島彰弘共編著、明石書店、2017年)
監訳[編集]
- 『日本の中国侵略植民地教育史 第一巻 東北編』(曲鉄華、梁清著、楊倩、張方鼎、朴明権、王紫薇訳、王智新監修、明石書店、2016年)
監修[編集]
- 『資料集 市民と自治体による放射能測定と学校給食――チェルノブイリ30年とフクシマ5年の小金井市民の記録』(東京学芸大学教育実践研究支援センター編、明石書店、2016年)
出典[編集]
- ↑ a b c 大森直樹 先生 せんせいのーと
- ↑ 大震災でわかった学校の大問題 / 大森 直樹【著】 紀伊國屋書店ウェブストア
- ↑ KAKEN — 研究者をさがす | 大森 直樹 (50251567) KAKEN
- ↑ 『ほんばこ』No.61(PDF) 日本教育会館 附設 教育図書館通信、復刊第61号(通巻第77号)、2020年3月26日発行