大坂在番(おおさかざいばん)とは、江戸幕府の役職の1つである。元和5年(1619年)に伏見在番が大坂在番に変更されることで成立した。老中支配の大番12組のうち、4組が1年交代で上方に赴いて2組ずつ、二条城と大坂城に詰めることを職務とするが、このうちの大坂城に詰めて守衛することを職務とした。二条城在番と共に上方在番とも言われた。