大地舜

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大地 舜(だいち しゅん、Shun Daichi1945年3月30日 - )は樺太生まれの日本の翻訳作家ジャーナリスト

青山学院大学[1]。国際フォトジャーナリスト。米国オピニオン誌「ニューパースペクティブ・クオータリー」東京駐在員。「グローバル ビューポイント」(ロサンゼルス・タイムス・シンジケート)東京駐在員。主な訳書に『神々の指紋』『創世の守護神』(小学館文庫)、『神々の世界』(小学館)、『天の鏡』(翔泳社)、『不沈 タイタニック』(実業之日本社)、『魔法の糸』(実務教育出版)、『苦悩の散歩道』(小池書院)、『夢をかなえる一番よい方法』(PHP研究所)、『最高にうまくいくのは何時と何時』幻冬舎など多数、著書に『沈黙の神殿』(PHP研究所)『躍り出るアジア4都市』(かんき出版)がある。

略歴[編集]

1945年3月30日疎開先の樺太にて生まれる。終戦後は東京に戻り幼少の頃を吉祥寺で過ごす。6人兄弟の末っ子として育ち大変自由な思考を持つ。最初の大学は武蔵工業大学だったが2年生の時に家出とともに退学、アメリカへ単身で渡りロサンゼルス、ペースパブリケーション社で編集者として働く。その後社員にならないか?との誘いを受けるが大学を卒業していないため却下される。大学を卒業するために帰国、青山学院大学へ入学。卒業後は現在の妻波多野一惠と結婚を決意するが資金がないため商社へ就職しクエートへ、その2年後に日本に戻り結婚式をすると今度はインドネシアへ駐在となる。インドネシアで息子昌昭が生まれる。3年インドネシアで過ごした後、オーストラリアへ駐在となり5年間オーストラリア、ブルーマウンテンで暮らす。この頃にもう一度作家の道を歩もうと決める。現在のペンネーム大地舜は大地=おーじ=オージー(オーストラリア人の事は英語でオージーという)、舜=瞬間なので一時的にオージーだったという由来がある。

帰国後[編集]

日本への帰国後は一切の仕事をやめて執筆活動に従事するものの、なかなかヒット作が生まれず苦しい時期を過ごす。そんな頃偶然イギリスのグラハムハンコックが書いたFingerprints_of_the_Godsと出会いこれは面白いと自ら出版社へ持ち込み翻訳の打診をする。最初は出版社が乗り気ではなかったため自分で直接グラハムへ連絡を取り、先に翻訳契約をまとめてしまう。

その後約1年半の歳月をかけグラハムと共に世界中の遺跡を探検する。 この時日本の与那国でグラハムと共に遭難し、無人島からヘリコプターで救出される、また、エジプトピラミッドを登るために守衛にチップを渡して登るものの守衛が交代の時間になったためしたから銃撃を浴びるなどかなり危険な調査活動を行っている。

この時、大地舜は珍しくピラミッドの中で一晩を過ごすという体験をしている。これは過去にナポレオンなどが行っていた精神統一方法であり言葉では語れない非常にまれな精神体験が出来るとのこと。

モンロー研究所[2] 神々の指紋にも記載のある自分のDNAに隠された秘密の知恵にアクセスするためアメリカモンロー研究所へいく、ここではFBIが組織する超能力捜査官が訓練を受けている、この訓練を受けることで大地は過去の自分との対話、遠隔透視など特殊な能力を身につける。

代表作[編集]

  • 『神々の指紋』上、大地舜訳、翔泳社、1996年2月。ISBN 4-88135-348-9
  • 『神々の指紋』下、大地舜訳、翔泳社、1996年2月。ISBN 4-88135-349-7
    • 『神々の指紋』上、大地舜訳、小学館〈小学館文庫〉、1999年5月。ISBN 4-09-403841-8
    • 『神々の指紋』下、大地舜訳、小学館〈小学館文庫〉、1999年5月。ISBN 4-09-403842-6
  • 『神々の世界』上、大地舜訳、小学館、2002年10月。ISBN 4-09-356181-8
  • 『神々の世界』下、大地舜訳、小学館、2002年10月。ISBN 4-09-356182-6
  • 『神々の世界』上、大地舜訳、小学館〈小学館文庫〉、2005年7月。ISBN 4-09-403847-7
  • 『神々の世界』下、大地舜訳、小学館〈小学館文庫〉、2005年7月。ISBN 4-09-403848-5
  • ロバート・ボーヴァル共著 『創世の守護神』上、大地舜訳、翔泳社、1996年10月。ISBN 4-88135-420-5
  • ロバート・ボーヴァル共著 『創世の守護神』下、大地舜訳、翔泳社、1996年10月。ISBN 4-88135-421-3
    • ロバート・ボーヴァル共著 『創世の守護神』 大地舜訳、小学館〈小学館文庫〉、1999年12月。ISBN 4-09-403843-4
  • ロバート・ボーヴァル共著 『タリズマン 秘められた知識の系譜』上、大地舜訳、竹書房、2005年6月。ISBN 4-8124-2193-4
  • ロバート・ボーヴァル共著 『タリズマン 秘められた知識の系譜』下、大地舜訳、竹書房、2005年6月。ISBN 4-8124-2194-2

まんが[編集]

  • 『神々の指紋 完全コミック版』1、大地舜訳、小池一夫監修、村野守美画、小池書院〈ひゅうまんコミックシリーズ〉、1997年2月。ISBN 4-88315-436-X
  • 『神々の指紋 完全コミック版』2、大地舜訳、小池一夫監修、村野守美画、小池書院〈ひゅうまんコミックシリーズ〉、1997年3月。ISBN 4-88315-437-8
  • 『神々の指紋 完全コミック版』3、大地舜訳、小池一夫監修、村野守美画、小池書院〈ひゅうまんコミックシリーズ〉、1997年4月。ISBN 4-88315-414-9
  • 『神々の指紋 完全コミック版 2012年人類滅亡編』 大地舜訳、村野守美画、小池書院〈King series 漫画スーパーワイド〉、2009年5月。ISBN 978-4-86225-455-9
  • 『神々の指紋 完全コミック版 滅亡へのカウントダウン編』 大地舜訳、村野守美画、小池書院〈King series 漫画スーパーワイド〉、2009年6月。ISBN 978-4-86225-456-6
  • 『神々の指紋 完全コミック版 人類生存への道しるべ編』 大地舜訳、村野守美画、小池書院〈King series 漫画スーパーワイド〉、2009年6月。ISBN 978-4-86225-457-3

Sing Out Asia[編集]

「Sing Out Asia」は、大地舜が理事をつとめるNPO法人である。40年間のアジアにおける学生文化交流の経験を基礎として、2007年12月4日に法人化された。

Sing Outとは「大声で歌う」「大声で言う」「叫ぶ」という意味。「Sing Out」の狙いは、アジアの人々の意識を根底から変えていくことにある。

『アジアの時代がやってきた』アジアは、経済・文化・政治の面でも地球の中心になりつつあるが、アジアに住む人々の意識はばらばらで、地球全体の指導者・責任者であるという自覚がまだまだ希薄。Sing Out Asiaは、時代の要請に応えて、アジア各国で「地球全体の運営を考える若者」「語学力だけでなく、様々な国の人々と交渉ができ、共に仕事のできる若者」「異色な個性とぶつかり合うことを怖れない、主体性のある、強い精神力のある若者」を育てようとしている。

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]