土地利用規制法

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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土地利用規制法(とちりようきせいほう)とは、日本法律である。自衛隊基地海上保安庁原子力発電所など、安全保障上において重要な施設の機能が妨害されたり、安全が脅かされたりするのを防ぐのがこの法律の目的である。これらの施設の周囲およそ1キロや国境離島などは注視区域に指定され、土地建物の所有者の調査、妨害行為への中止勧告、命令などを可能にすることができる。また、注視区域のうち、司令部機能を持つ自衛隊基地周辺などは特別注視区域に指定され、一定面積以上の売買に事前の届け出が義務付けられている。そして、これらの命令に従わなかったり、あるいは届け出を怠ったりした場合などは、刑事罰が科されることが可能となる。