国鉄115系電車クハ115形608号車

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国鉄115系電車 > 国鉄115系電車クハ115形608号車
クハ115-608
所属事業者国鉄JR西日本
形式国鉄115系電車
製造年1966年(サハ115-6として)
廃車/改造年改造:1983年
廃車:2018年
主な走行路線山陽本線など
所属車両
センター
下関総合車両所
電源方式直流
塗装末期色
製造所日本車輌製造
備考1983年にサハ115-6からクハ115-608に改造。
廃車時点でのデータ。

国鉄115系電車クハ115形608号車(クハ115-608)は、日本国有鉄道1966年に製造した115系のうちの一車両。最後の115系初期車だった。

概要[編集]

115系最後の初期車であるとともに、最後のAU13Eクーラーを搭載した車両でもあった。このAU13Eは153系の廃車発生品である。

クハ115-608は1966年に「サハ115-6」として製造され、三鷹電車区に配置されたが、1983年に先頭車化改造され「クハ115-608」となり、同時に広島に転属した。その後1997年に下関へ転属した。

製造当初は山スカ色を纏っていたが、広島への転属により湘南色へ変更。その後編成を組む車両が体質改善されたことにより体質改善色となるが、その後瀬戸内色に塗装変更。2015年に末期色に塗装変更された。

227系の投入などにより、2018年をもって廃車された。この車両の廃車により、115系の初期車およびAU13Eクーラー搭載車は消滅した。最後は幡生でお絵かき電車として使われた後解体された。

編成表[編集]

←下関 広島→
1号車 2号車 3号車 4号車
クハ115-608 モハ114-2013 モハ115-2013 クハ115-1141

関連項目[編集]