和泉式部廟所

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和泉式部廟所(いずみしきぶびょうしょ)とは、岐阜県可児郡御嵩町井尻に存在する廟所である。

概要[編集]

御嵩町の送木と井尻の境にある廟所で、石碑には和泉式部の作と伝える「ひとりさえ渡れば沈む浮橋に、あとなる人はしばしとどまる」の句と、「寛仁三己未天いづみ式部廟所」の字が刻まれている。

平安時代中期の女流歌人として知られる和泉式部は、東山道を通ってこの地にまで来た際に病に倒れ、塩谷湯鬼岩温泉)で湯治して療養し、さらに当地の医師であった山田家で療養したが、寛仁3年(1019年)に当地で病死したといわれる。

アクセス[編集]