名探偵コナン ジェットコースター殺人事件
名探偵コナン ジェットコースター殺人事件 | |
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アニメ | |
原作 | 青山剛昌 |
製作 | 讀賣テレビ放送 |
放送局 | 讀賣テレビ・日本テレビ系列 |
放送期間 | 1996年1月8日 - (同日) |
話数 | 1 |
テンプレート - ノート |
『名探偵コナン ジェットコースター殺人事件』(めいたんていコナン ジェットコースターさつじんじけん)は、漫画『名探偵コナン』の最初の事件。
ストーリー[編集]
洋館で殺人事件が発生した。数々の難事件を解決してきた「高校生探偵」と呼ばれる帝丹高校2年生の工藤新一が、殺人のトリックと犯人を見破り、逮捕へと繋がった。警視庁の目暮警部には感謝され、後日、新一が事件を解決したことは報道され、「日本警察の救世主」とまで称賛された。
そして、新一は同じく帝丹高校2年生で幼なじみの空手部女主将でもある毛利蘭と、都大会で優勝したら遊園地に連れていくという約束をしていた。
約束通り、新一と蘭は遊園地のトロピカルランドへ遊びに行く。そこで、ジェットコースターに乗るために列に並んび、列に並んでいた女性のひとみの手を握り、体操をやっていることを見抜く。新一は、手にできるマメによって見抜いたと語った。実際には、スカートがめくれた時に、足の付け根のアザによって見抜いたことを後から話す。
この時、ひとみの友達であるカップルの岸田と愛子、礼子が同じく列に並んでおり、カップルも体操の女性と友達だった。
順番が回ってきて、新一と蘭、前述の女性達もジェットコースターに乗車したとき、全身黒ずくめのサングラスをかけた男と長髪の男2人もジェットコースターの後ろに乗り込む。コースターは発車し、暗闇のトンネルに入った時、乗客の首が切断されていた。事故かと思われたが、新一は殺人事件だといい、犯人は、コースターに乗った客の中にいるという。新一が事件を推理している時、黒ずくめの長髪の男に、早く解決するよう急かされ、その男をみたとき、男が「平気で何人も殺してきたような凍りつくような目」をしていたことに一体何者なのかと新一は恐怖を感じる。そして、新一は、首の切断の方法と乗客の中の犯人を見破り、事件は解決する。
その後、死体を見たことで泣いてる蘭を新一が慰めている時、サングラスをかけた黒ずくめの男が人目のないところへ行くのを目撃し、気になった新一は後を追い、蘭へ先に帰るように言った。
後を追うと、サングラスの男と、社長と呼ばれた男が取引をしていた。社長がサングラスの男に大金を渡す代わりに、拳銃密輸の証拠のフィルムを社長へ渡していた。サングラスの男と長髪の男の2人は、ジェットコースターに乗って社長が1人できているかを確認していた。新一は背後から近づいてきた長髪の男に気づかず、なぐり倒される。黒ずくめの男は、取引の口封じのため新一を殺害しようとし、「組織が新開発した」とする謎の毒薬を飲ます。そのまま新一は意識を失うが、警察官によって発見され、意識を取り戻す。この時、警察官には、「ボウヤ」と呼ばれた。
登場人物[編集]
原作から登場[編集]
メインキャラクター[編集]
- 工藤新一
- 声 - 山口勝平
- 主人公。高校生探偵。推理が得意で、数々の難事件を解決してきた。
- 毛利蘭
- 声 - 山崎和佳奈
- 新一の幼なじみ。空手が強い。
- 目暮十三
- 声 - 茶風林
- 警視庁刑事部捜査一課の警部。
- 黒服の長髪の男
- 声 - 堀之紀
- 謎の黒ずくめの男。新一に謎の毒薬を飲ませた。第一話の時点では、正体は不明である。
- 黒服のサングラスの男
- 声 - 立木文彦
- 謎の黒ずくめの男。社長と取引をした。第一話の時点では正体は不明である。
ゲスト[編集]
- 洋館の主人
- 声 - 渡部猛
- 冒頭で登場する洋館の主人。
- ひとみ
- 声 - 引田有美
- ジェットコースターの乗客。
- 愛子
- 声 - まるたまり
- ジェットコースターの乗客。
- 礼子
- 声 - 長沢直美
- ジェットコースターの乗客。
- 岸田
- 声 - 千葉一伸
- ジェットコースターの乗客。
- 社長
- 声 - 辻親八
- 黒ずくめの男たちの取引相手。
原作では登場しないが、アニメで登場した人物[編集]
メインキャラクター[編集]
- 吉田 歩美(よしだ あゆみ)、小嶋 元太(こじま げんた)、円谷 光彦(つぶらや みつひこ)
- 声 - 岩居由希子(歩美)、高木渉(元太)、大谷育江(光彦)
- 帝丹小学校に通う小学一年生。
- 阿笠 博士(あがさ ひろし)
- 声 - 緒方賢一
- 新一宅の隣人である発明家。
- 毛利 小五郎(もうり こごろう)
- 声 - 神谷明
- 毛利蘭の父親。私立探偵。