名君
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名君(めいくん)とは、優秀な君主のことである。
概要[編集]
日本や世界の歴史上において、その治世中に優れた業績を挙げた君主のことを言う。また、稀に人事にのみ実力を発揮し、家臣や部下が事績を挙げたりした場合も名君に数える場合がある。名君のほか、名主、明主、明君、英主、英君、賢君、賢主などとも言われる。
日本の歴史上における名君として、出羽国米沢藩主の上杉鷹山や同会津藩主の保科正之などがいる。
世界の歴史上では、中国の唐の太宗李世民や清の康熙帝、雍正帝などが挙げられる。
また、江戸幕府の第5代征夷大将軍の徳川綱吉、西晋の武帝司馬炎、唐の玄宗のように、その治世中に一時期は名君だったが、政治に飽きたり何らかの事情で堕落して名君で無くなった例も存在する。