口裂け女

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

口裂け女(くちさけおんな)とは、1977年頃にしばしば目撃されたという口が大きい架空の女性である。普段はマスクで口を隠している。鎌や包丁を持っており「私きれい?」と人に尋ね「きれい」と答えると「これでも?」と言ってマスクを外す。怒らせると殺されてしまう。或いは殺されて食べられてしまう。

運動能力[編集]

100メートルを6秒で走る。或いは時速百キロで走ることができる。二階まで登ることができない。空を飛ぶことができる。

特徴[編集]

体型はヤセ形。身長に関する情報はバラツキが大きい。2メートルを超えるという情報もある。

人を殺して血が付いても目立たないように赤い洋服を着ているが、白い洋服を着ているという噂もある。東京の山間部(東京都だって西の方へ行けば山である)では着物を着ていると言われていた。

好き嫌い[編集]

べっこう飴が好物で、べっこう飴をあげると殺されずに済むと言われているが、地方によってはボンタン飴が好きだと言われていたり、べっこう飴は嫌いだと言われていた。ポマードが嫌いで、ポマードを付けていると襲われない。「ポマード」と言うだけで逃げてしまう。ニンニクが嫌いである。

噂の出所[編集]

江戸時代にも似たような噂があったというが、昭和の口裂け女との関係は不明である。

あるワイドショーによると、口裂け女の噂が広まる少し前頃、ある女性が知人を驚かせようと、常軌を逸した化粧をして包丁をもって立っていたとき、通り掛かった多数の人から目撃され、そこから噂が広まったのだという。

噂の広がり方を調べるための、CIAによるテストだったのではないかとも言われている。

報道など[編集]

最初はクチコミで広まり、マスコミが後に続いた。ニースよりもワイドショーで取り上げられた。クチコミの段階では口裂け女の姿や言動に関する情報はあまりにもバラバラなものだったが、日本全国で、口裂け女に関する都市伝説がほぼ一貫した内容になったのはワイドショーの功績である。

子供たちや、若い女性たちが夜遅くまで遊んだりせずに早く帰って来るように、親たちは「口裂け女なんて居ません」と言うどころか、ワイドショーでネタを仕入れては子供に口裂け女の話を聞かせた。

日本以外[編集]

韓国にも口裂け女の噂がある。韓国では日本より25年ほど遅れて口裂け女の噂が広まった。

その他[編集]

口裂け女を女と断定するのは早計である。なぜならば男の口裂け女も目撃されているからである。

幽霊よりは人間に近いようである。ゲゲゲの女房の旦那によると妖怪の一種に分類されるという。

江戸時代の人は「キツネが口の裂けた女に化けた」と言っていた。

口割れ女というのは四国の方言であり、意味は口裂け女と同一のものである。

口裂け女は三人姉妹という説がある。そのために目撃情報が一貫しないらしい。口裂け女はその三人姉妹だけでなく、同時多発的に日本中に発生した可能性もある。

所持している武器がナイフではなく鎌であるから百姓の娘の可能性が高い。

https://m.youtube.com/watch?v=x47zo9OPD78