危難の海
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危難の海(きなんのうみ)又は危機の海(ききのうみ)とは、月の表側の東部中央やや北寄りにある海。
地理[編集]
地球からは斜めに観測することになるので南北に長いように見えるが、実際には南北500km、東西600kmで東西に長い。静かの海の東にあり、豊かの海の北にある。西端はオリーブ岬。中にはピカールやパースなどの大きなクレーターがあるが、西部に集中している。全体の地形としても、西部の方が低い。東部にはテティアエフ連峰やハーカー連峰などの山脈がある。南部にはルナ15号とルナ24号が着陸した。
観測[編集]
秤動の状態によっては、危難の海の東端と見える部分の東端がほぼ一致するので、条件は悪い。概ね三日月までには見えるようになり、満月の3日後には見えなくなってしまう。