卞喜
ナビゲーションに移動
検索に移動
卞 喜(べん き)は、中国の小説である『三国志演義』の登場人物である。『吉川三国志』では弁 喜と表記されている[1]。
劇中の活躍[編集]
元は黄巾賊の一員だったが曹操に帰順して家臣となり、沂水関の関守となる[1]。200年に関羽が曹操の下を辞して劉備の下へ向かう際の関羽の五関突破で3つ目の関所を守っており、卞喜はまともに戦っても勝ち目はないと見て計略をめぐらし、関羽を厚くもてなして油断させた上で宿泊所の鎮国寺を兵力200で襲撃しようとした[1]。しかし寺の僧侶の普浄が関羽と同郷の仲であったために計画を密告されて発覚[1]。卞喜は武器の流星鎚をもって戦うも、関羽の青龍偃月刀によって払い落とされた上で叩き斬られた[1]。